どのような投資をする場合でも、どこで取引をするかによって手数料が変わってくるのは、投資家なら誰もがよく知っています。これが仮想通貨ということになると、取引所や通貨の種類によっても変わってくるため、比較検討が不可欠です。
取引する場所によって金額が違うことを知ろう
仮想通貨の取引をするにあたっては、まず取引所に口座を開設するところから始まります。株式投資やFXでいえば、証券会社に口座を開き、トレードの準備をすることに該当します。証券会社によって取引手数料が異なるのと同様に、仮想通貨取引をする場合も、口座開設先によって手数料の額は違うことを知っておく必要があります。同じ条件で取引をするのであれば、利益分を減らしてしまう手数料はできるだけ安く抑えたいところですが、儲けるチャンスを数多く提供しているために高くなっているのであれば、安さばかりを重視するのも考えものと言えます。
通貨の種類によっても違ってくる
どこで取引をするかを選ぶかによって、手数料の金額が変わるとともに、取引をする仮想通貨の種類によっても変わってくることも、しっかりと頭の中に留めておく必要があります。口座開設はいくつもできますので、それこそ、通貨ごとに手数料が安い取引所を選んで取引をすることで、最安のところで取引が可能です。投資においては、買う時はもちろん、売るときにも手数料が発生しますので、いくつもの通貨で何度も取引をするとなると、積もり積もってかなりの金額になるでしょう。そうなると、やはりコストパフォーマンスがいいに越したことはありません。
まずは国内で安心できるところからチェックを
これから仮想通貨取引を始めるという初心者なら、やはり国内の取引所に口座開設をするのが安心です。ただし、仮想通貨の売買ができるのは取引所だけでなく、販売所という選択肢もあるところに注意が必要です。より安い手数料で売買ができるのは取引所の方ですが、現状、日本で安心して取引ができる候補は4～5程度に絞り込まれます。さらに、どの仮想通貨を選ぶかによって適した口座開設先も変わってきますので、最終的には取引したい通貨と関連させて取引所を選び、口座開設先が決定するでしょう。仮想通貨の代表であるビットコインなら、取引所利用の方が手数料が安くなりますが、販売所も併設しているところもありますので、どのように投資をしたいかも含め、額の比較をすることになります。
まとめ
投資をするための口座を開設した先によって、売買に必要な手数料の額は異なるのが普通です。仮想通貨の場合、取引所にするか販売所にするかや、どの仮想通貨を選ぶかによっても変わってきますので、念入りに調べて比較をすることが求められます。
